2015年11月 9日 12:30
こんにちは! プロボクシングのトレーナーとして活躍してきた方に、
ボクサーのお風呂について伺いました。今日は、その2回めです。
「試合やスパーリング後のボクサーには、浴槽につかるのを薦めません」。
なぜなら・・・
試合やスパーリング(模擬戦)では、
激しい打撃で脳の毛細血管が切れやすい。
脳にダメージを受けている状態で浴槽につかると、
破れた毛細血管が膨張して、脳内出血を起こす危険がある。
また、打撲は温めてはいけないので、
浴槽につからないように、シャワーをすすめてきた。
強い打撃を伴うスポーツには、同じリスクがあるだろう。
ビックリ・・・でも納得・・・
浴槽につかりカラダが温まると、血管が拡がります。
脳の毛細血管が切れた状態なんて、ほんとに怖いです。
お話はつづいて・・・
ボクシングに関わるトレーナーやスタッフが、
このリスクを知り、選手をサポートする必要がある。
ボクサーの体調を管理する環境がないことで、
選手が危険を知らずに浴槽につかって倒れる、
リング禍と呼ばれる事故が後を絶たない。
あぁ、、そうなんだ、、、
スポーツ界でなくても、ヒートショックに代表されるように、
知らないがゆえに起こる、お風呂の事故が多発しています。
ボクサーを育てるためには、体調を管理できる
専門的な知識・技量をもつブレーンが重要...そんな
ボクシング・トレーナーならではのお話が、ストンと腑に落ちました。
(写真はプリ画像さんから拝借しました)
★★★★★こっちの↓記事もあるよ
★★★★★
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ボクサーは、浴槽につからない(2)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.arainodendo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1747
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
コメントする
一言どうぞ♪