日本は長寿国といわれるが、他人の世話にならずに
日常生活が送れる「
健常寿命」の水準は決して世界一流ではない。
ピジョン社は、そんな背景と、昨年春の介護保険法改正から、
介護予防むけの新ブランド「
リクープ」を立ち上げた。
課題は需要喚起だ。
決定的な不便がない限り事態を重くとらえないケースは多い。
情報誌や販売イベントを通じて、放置するリスクを伝え、
必要性を訴えていく・・・そん新聞記事を読みました。
すぐに思いうかんだ、
後遺症で他人の世話がいる病気は、脳梗塞。
日本脳卒中協会には、脳梗塞についての
会長・山口武典氏の講演がありました。
”生活習慣病の中でも、とくに老化を進める脳卒中”
”最も多いのは脳梗塞で、完全に良くなるのは2割足らずで、
この2割を含めて何とか自分で生活できるのが全体の6割、
残りの4割は介助が必要かまたは亡くなってしまう。
死亡率は10%以下で、諸外国に比べると非常に低い。
患者さん数は、厚生労働省/2001年報告では131万人。
最も問題になるのは、医療費が1兆8000億円かかっていること。
要介護になる原因の第1位であること。
脳卒中はいったん起こしてしまうと何らかの障害を残す、
そのために生活の質が非常に落ちてくる
という意味できわめて重大な病気です”。
ふと、思い当たる商品がなくて、お役に立たずに残念だった
【洗いの殿堂】への投稿が、よみがえりました。
・・・病気回復して元気になったが
片麻痺が残り、
お風呂で背中を洗えなくなった。なんとか自分で洗いたいけれど、
片麻痺でも背中が洗えるボディタオルはないですか?・・・
両親やシニアの人たちと接していると、
戦中戦後のモノがない時代を経験しているので、
少しぐらいの不便や不満はガマン、
という慎ましやかな方が多いなぁと感じます。
それに、わたしなら、楽しくはない片麻痺のことを、
口外したくはないだろうと思う。
それゆえ、
片麻痺不便解消の需要は表れにくい。
反対の視点からみると、メーカー側には、
片麻痺不便解消の商品開発の難しさよりも、
需要が見えない=お客様へのアプローチ法がみつからない。
なので、多額のマーケティング費用がかかる
需要喚起ができない中小企業では、
商品化に踏み込めないことが多いのではないでしょうか。
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