生産管理グループ
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洗いの殿堂
おかきた’まり 様

株式会社エア・ウォ-タ-・リビング
生産管理グループ
齋藤 篤志

 

拝啓 「洗いの殿堂」をいつも楽しく拝見いたしております。 さて、先般読者の方のご質問にございました弊社前身の1社である北海酸素(株)(後の「ほくさん」)が昭和40年代に製造販売いたしました「ほくさんバスオール」(S型またはRS型と思われます)に関しましてご照会いただきました件、お調べいたしました結果をご連絡いたします。

敬具

バスオールRS型

1.ご照会いただきました機種
ご使用になられた状況から推察しますと、発売初期(昭和38年~昭和52年まで製造販売)の「洗い台タイプのバスオール」の一機種であると思われます。
製造販売履歴は以下の通りです。

(1) S型(S1・S2・S3)

:昭和38年~昭和44年

(2) RS型(RS1・R1・R2・R3)

:昭和42年~昭和52年

2. 洗い台タイプの累計製造台数  約7万台

3. 仕様概要(添付分解図をご参照下さい)

・オールFRP製で上下二分割のカプセル構造で、下部防水パンの中に更に別の浴槽が 据え置かれており洗い場がないタイプです。

※尚、洗い場付きのタイプは昭和42年よりW型として製造販売を行っております。

・現在のような、ドアは付いていなく、代わりにカーテンで仕切られています。

・付属品としては、シャワー付水栓・照明・鏡・洗い台(巻き蓋状で大人が乗っても撓まないかなり厚い心材が入っています)・排水ホースが入っております。

4.使用方法

・浴槽へはガス給湯器から給湯し、浴槽内にお湯を貯めると同時にシャワー付水栓へも給湯しております。

・入浴方法は浴槽に入った後、浴槽の上に洗い台敷いて上に乗っかり、その上で体を洗う方法が一般的でした。

・ 洗い台の上で流したお湯は下部防水パンと浴槽の間にある隙間から、流れ落ち、下部防水パンで受ける方法で浴室外に洗い湯が出ないようになっていました。

・下部防水パンで受けた湯は、排水口に集められ、排水エルボに接続した排水ホース(洗濯機用ホース状)でベランダや台所の排水管に流していました。

5.その後の変遷バスオールシリーズはその後も変遷を重ね、以下のような履歴を辿っております。

 <カプセルタイプ>

F型
W型
L型
LN型
M型
バスオールエース

:昭和41年~昭和42年
:昭和42年~昭和52年
:昭和43年~昭和49年
:昭和49年~昭和52年
:昭和52年~昭和57年
:昭和57年~現在

 

その後、「カプセル型では搬入経路がない」「もっと広い浴室が欲しい」とのご要望にお応えし, 壁・天井を現場で組み立てるノックダウンタイプ(昭和44年~現在)、庭に置くため屋根や脱場の付いたバスハウスタイプ(昭和46年~現在)、手軽にシャワーが浴びられる電話ボックス型のシャワーユニット(昭和53年~)等の商品が開発され、現在でもこれら商品群はセットフリータイプとして製造販売しております。

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