エコキュートの歴史
こんにちは!【洗いの殿堂】おかきた'まりです。
オール電化で話題の給湯機『エコキュート』は、
空気調和機(エアコンディショナー)の技術から生まれ、
空気中にある、目に見えない熱を利用してお湯を沸かします。
エアコンでお湯を沸かす? とても不思議でしょ・・・
そこで、空調機のトップメーカー:ダイキン工業株式会社で、
開発の最前線を走ってきたOB:藤岡さんに取材しました!

●スナフキンさん ●近畿地方 ●女 我が家では10月に太陽光発電に切り替え 日中の発電は、関西電力に売電し、 夜間は夜間電力に切り替えその電気で、 エコ給湯(エコキュート)を運転して、 環境と節電に努めております。 な~んて硬い話はここまでにして、 今なら国から助成金として 30万円出ると言う話で思い切りました。
コンロも電磁調理器となり、 調理の時間も短縮して便利です。 肝心のお風呂ですが、 何ら変わりなく使っています。 一日の発電量は、晴天で12キロ、 曇りで6キロくらいです。 計算上では、発電量でローンの分は 十分に賄える予定です。 環境にやさしいお風呂として、 多くの方が利用して頂ければと思います。 宣伝してるつもりじゃ無いんです、 ごめんなさいね。
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『エコキュート』にエコがつく理由...まず、熱効率がいいこと。 その秘密は、ヒートポンプにあります。
ヒートポンプは、消費エネルギーの何倍もの加熱能力をもつタフなヤツ。 『エコキュート』は、エアコンで使われていたこの技術を応用し、 少しの電力で90度のお湯を沸かし、給湯します。
ヒートポンプの由来は、熱を運びあげるとこが、水ポンプににているから。 欧米では20世紀初めから、日本では1932年に、朝日新聞社:社長宅 で使われたのが第1号。冷暖房:空調装置として広まりました。 |
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-----熱のお話MEMO-----
温度の違うモノがふれあうと、 熱は高い温度から低い温度に移ります。 モノを冷すには、さらに温度の低いモノを 用意して熱を奪うといい。 たとえば、すぐに思い浮かぶのは、 氷で冷すこと。 氷を使わずに、エネルギーを使って 熱を奪う装置が、冷凍機やエアコン。 反対に奪った熱を高い温度側に与えて 温める装置が、ヒートポンプ。 この二つは、もともと同じモノです。 |
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藤岡さん宅の庭にデンとかまえるトリオシステム 『エコキュート』開発のずっと前につくられた ヒートポンプとルームエアコン機能をフルに活用、 給湯機能を加えたシステム。 自宅全室の冷暖房と、キッチン&バスルームに給湯 もう20年以上も使ってる |
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ダイキン・ヒートポンプシステムのマーク この商品は、さまざまな受賞に輝いた 省エネルギーセンター『優秀製品賞』 空気調和衛生工学会『技術賞』 etc... |
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1973年、トリオ・システム図 『ダイキン工業 冷凍・空調技術史考』 下巻・温水ボイラーのページに登場 |

『エコキュート』にエコがつく理由...2つめは、自然冷媒の使用。 ヒートポンプの中をまわり、熱の仲立ちをする冷媒には、フロンに 替わる環境に負荷をかけない二酸化炭素を使っています。
1930年、アメリカで発明された冷媒:フロンは、それまでの事故が 絶えない冷媒と違い、その安定性で、世界中に冷蔵庫やエアコンを普及 させるのに、役立ちました。
1974年、アメリカのNATURE に発表された仮説... フロンは、その安定性ゆえに、分解されないまま成層圏に届き、 オゾン層を破壊する... これには世界中が驚き、日本の業界も藤岡さんも、晴天のへきれき!
1982年、日本の南極探検隊が、南極でのオゾンホール発生を観測、 他の調査でも、この仮説が証されていきました。
1987年、モントリオール議定書で、疑わしきは使わずと、特定フロン の段階的規制にふみきりました。ことの重大さに、世界中のメーカーが 共同で調査、研究を開始。ダイキン工業さんも参画。
社内では、代替フロン開発と新冷媒対応のプロジェクトチームを発足。 技術力がいる二酸化炭素冷媒にも、1993年から取組んできました。
人がつくる道具には理由のないモノはない...と思います。 だって道具は、人の情報=コミュニケーションがカタチになるモノだから。 いいと思われたモノが、時間をへて否定されることもあり。
大事なことは、立ち止らずに、次の道具を生みだす行動を起こすこと。 きっと『エコキュート』は、冷媒問題に直面しなければ誕生してないよね! |

発電所で発電した電気は、溜めておけない。 けれど需要のピークにあわせた供給体勢がいる。 無駄になりがちな深夜電力を利用できる、アイデアや技術がほしい。
製鉄所や化学工場などの大きな工場では、焼却炉で発生した熱が、無駄に 大量に捨てられている。
廃熱利用は、理論的には可能でも、消費地に運ぶために、大がかりな システムとコストがかかり、実現が難しい。
大きな視点でとらえたエネルギーのお話、 エネルギーの無駄をなくすことの難しさをうかがいました。
目に見えない熱:エネルギーを追い続けてきた藤岡さんの信条は、 「エネルギー資源は節約第一」
そうか、、、藤岡さん! エネルギー資源の節約は、造る人と使う人が共有する価値観ですね。
目に見えない熱と取組んできた人たちの知恵がつまった 『エコキュート』は、新しいメリット=給湯の省エネルギーを実現します。
あなたもエネルギー資源節約に参加できるお風呂を、選びませんか?
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オマケ:給湯機が壊れたおかきた'まりの実家では、
初夏に『ダイキンエコキュート』を設置しました・・・【^^】


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1947年、個人住宅に設置した冷暖房装置 ヒートポンプ式エアコン まだ日本では少ないシステムで大緊張! お客さまの満足に、ホッとしたんだって。 |
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1970年、大阪万博会場にむけて超大型ターボを輸送 大阪万博では、日本初、しかも当時世界最大級の スケールで大規模冷(暖)房システムを採用。 製造経験もない and 失敗が許されない大仕事、 設計・技術のプロジェクトリーダーだった 藤岡さんは身のひきしまる思いがした... |
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世界中でバリバリ活躍!超現役時代の藤岡さん これは海外事業部長時代かな... 藤岡さんは1921年生れ 1946年、ダイキン工業(当時:大阪金属工業)入社 1990年、副社長職にて現役引退、顧問をへて社友 科学技術庁長官賞、藍綬褒賞など、 たくさんの受賞歴あり |
入社した頃は、何でも新しく始めることができた。 失敗ばかり...でも失敗したら、造り直せばいい。
参考書がなくて、アメリカの専門書を買い、読みながら造った。 だから参考書を書いた。いろんなメーカーが買ってくれたよ。
できるモノならなんでもやろうで来た。 ヒートポンプ給湯もその一つだな。
やたらと機能を加えて新製品競争をするのは、使う人を迷わす。 シンプルなモノを大事に長もちさせて使う、 昔の人の知恵を思い出し、モノ造りの原点に帰るべき。
80才を越した方とは思えない、少年のような言葉で語られる 『エコキュート 』のルーツ。
創造性は挑む勇気が生みだすもの、と教えていただきました!
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 藤岡さん
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自宅のカメラコレクションの前で たくさんの時間をありがとうございます! ご自身が編集された貴重な資料も戴き、 深く感謝いたします!!
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 おかきた'まり
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************************************ このページに掲載の記録写真は、戴いた 『ダイキン工業 冷凍・空調技術史考』 から転用しました ************************************ |
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-----ダイキン工業株式会社MEMO-----
1924年:大阪金属工業所として創業。 冷媒から冷凍機の開発・生産までを、 トータルでおこなう世界でただ1つの企業。 国内の駅や世界の空港など大規模な空調設備、 うるる&さららでおなじみの家庭用エアコン。 ユニークなところでは、ヨーロッパのワイン 名産地のワインセラーの空調にも活躍。 たしかな技術に裏付けされた、 『ダイキンエコキュート』は優れモノ。 |
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■ special thanks |
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・藤岡さん ・ダイキン工業株式会社『エコキュート』 ・中部電力『エコキュート』
取材にご協力頂きありがとうございました。
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■ 読者投稿から |
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◆電気屋さん◆
エコ給湯のルーツ読ませいただきました。 これからエコキュート販売施工と展開を考えています。 大変勉強になりました。
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