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ハッカ油づくりの鉄釜のお風呂

hakkakama-s.jpg

こんにちは! お風呂アドバイザーおかきた'まりです。

取材で出会った札幌市資料館の郷土史相談員:茂内さんの

お風呂の思い出にソソラレて、『ハッカ』をレポートします!

【ハッカづくりの釜】 お風呂の思い出から
●茂内さん●男●北海道地方●1940年代

北見の常呂町で生まれ育ちました。北見はハッカづくりの盛んなところでした。

田舎には銭湯がないんで、雨がふってもいいように、家の外の小屋に、ハッカづくりで使っていた大きな鉄の釜をおいて、お風呂にしてました。管をひいて水を入れるんです。

熱いので底に板をひき、口は広いが浅いのでカラダを低く伸ばして入るンです。醤油や味噌をつくるときも、この大釜で湯をわかしました。

モノのない時代、家にあるモノを工夫して使ってたんでしょう。
今だったら思いつくだろうに、その頃は、お風呂にハッカは入れなかった。

そういえば、冬になる前にと、この週末にその家に帰りました。
ハッカの釜のあとで使っていた五右衛門風呂を沸かして、入ってきました。


ハッカ油とニシン漁の鉄釜

ハッカづくりの釜ニシンの鉄釜+醸造樽+ブリキ細工

ご協力ありがとう!

『中川町郷土資料館』松田さん


茂内さんは、札幌市資料館の郷土史相談員です。
北海道のお風呂の歴史を知りたくて訪ねた、同館で出会いました。

ご自身のお風呂の思い出を語りながら、「ほら、これなんですよ。」と、
「文化情報」という新聞のコピーを広げると・・・
北海道の産業遺産として、中川郡中川町のハッカ栽培に使われた、
田中式蒸留釜が、紹介されていました。

手に入るモノを工夫してつなぎあわせた、ハンドメイドな装置、
でも
この鉄釜は、「北海道開拓の村のお風呂」取材で見た
ニシン御殿の庭にあったのとオナジ~ではないですか!

ニシン漁で使う鉄釜とハッカ油づくりの鉄釜は、
同じモノを使うことがあったんだねー。
そして、なんと、茂内さんは、この鉄釜を湯船にしてたんだ。。。(唖然)

茂内さんの生まれた北海道常呂郡常呂町は、北見市のすぐとなり、
オホーツク海とサロマ湖に面した町です。

流氷がくるころの幻想的な風景 常呂川の美しい光景

流氷がくるころの幻想的なオホーツク海       常呂川の美しい光景



ハッカってなに? 調べてみました

ところで、ハッカってなに?
ペパーミントの日本名だよね...でも気になる。。。

ハッカはとても生命力のある植物で、種類が多く、栽培の歴史は、なんと3000年。
現在は大きく↓3種類あります。

  ・洋種ハッカ=ペパーミント
  ・和種ハッカ=ジャパニーズミント
  ・スペアミント

日本のハッカ栽培で育てられていたのは、洋種ハッカ=ペパーミントと親戚でもある、
和種ハッカ=ジャパニーズミントです。

ハッカ

和種ハッカ(薄荷)は、シソ科でユーラシア大陸が故郷。
多年草で茎や葉にメントール(ハッカ脳)、ハッカ油をふくんで、
食品、化粧品、医薬品などとして利用されています。

漢方でも使われていて、『ツムラ生薬の基礎知識』で調べると...
香料、薬料として、消化不良、頭痛、めまいなどに応用されるとのこと。

和種ハッカはメントールを多くふくみ、おもに医薬品に使われていて、
有名なメンソレータム、仁丹などもそうです。

北海道・北見の和種ハッカの栽培は、明治30年ころから始まり、
最盛期の昭和10年代は、世界の70%を生産していました・・ス・ゴ・イ!

しかし第2次世界大戦後、合成ハッカや、安い洋種ハッカにおされて減り、
ついに昭和58年には、北見ハッカ工場閉鎖。
いまは、1件のハッカ農家を残すだけとなりました。


ハッカ油 使ってみました

北見のハッカ油北海道・北見市のハーブのネットショップ『Blue Bottle』
「ハッカ油」を発見しました。

『Blue Bottle』店主の渡部さんは、北見のハッカの歴史を
残しておきたいと、小学校の総合的学習で、
「1コマハッカの歴史」の授業をうけもつとか・・・いいね【^^】

「ハッカ油」をスプレーすると、清々しい香りにつつまれました。
風邪をこじらせて咳で胸が痛かったので、
シュッ! 嘘のように楽になりました。

風邪が治って、こんどはお風呂場にスプレー!
これは、香りのバスタイム・・・絶対オススメ!!

PS:このページのオホーツク海の写真は、『Blue Bottle』さんの
   ハッカ通信からお借りしました。
   ここの「お風呂ハーブ」は、生の乾燥ハーブの豊かな香りが広がって、
   贅沢なお風呂タイムを楽しめます。


生のドライハーブ 香りが長持ち

「ハッカ油」のおフロに入ってハッと、思い出しました。
大阪の銭湯「天王寺温泉」ハーバルサウナでの、い~い香り。
他では味わえなかった、あの上等な香りを。

オーナーの織田さんにうかがうと、試行錯誤のすえ、
洋種ハッカ=ペパーミントの生のドライハーブをブレンドし、
水をいれて蒸して使っているとのこと。

「家庭のお風呂でも、浴そうに精油をたらすよりも、
生のドライハーブを置くほうが、香りは長もちしますよ。
精油は湯温が高くなると香りが消えるので、
お湯に入れるよりスチームのそばにおく方法がよい」と教えてくれました。

お風呂場にスプレーは、湯船に溶かすより正解だったんですね~。


いまのお風呂タイムに求めることは、清潔のためから
健康やリラックスのための時間へと、ステップアップしています。
五感にストレートに訴える香りのパワーは、みのがせませんよね。

お湯にポチャンとつかるお風呂から、発想をかえて
シャワーで洗っちゃって、スチーム浴、香りの霧を楽しむ、お風呂が作れないかしら。

木々の香りの蒸気浴で、森深くの滝のそばにいるように、マイナスイオンを浴びる、
そばには滝つぼのような小さなバスタブなんて、ス・テ・キかも・・・


special thanks!

・Blue Bottole「ハッカ通信」
・中川町郷土資料館ホームページ
・常呂町ホームページ
・農林水産最新技術情報館
・ハッカ博物館ホームページ
・山樹氷ホームページ・ハッカのお菓子
・天王寺温泉ホームページ

取材にご協力頂きありがとうございました。






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