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銭湯で知る社会

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こんにちは!お風呂アドバイザーおかきた'まり です。

こどもの頃の銭湯は、見知らぬ大人の社会への接点。

【洗いの殿堂】仲間から届いた銭湯の思い出をリポートします!

リラさんの思い出 『刺青のおっちゃん』
1960年代(女)近畿地方

ちいちゃい頃は、おとんのチャリに乗せられて銭湯に行っていた。
色とりどりの背中をしたおっちゃんが時折居て、
きれいだなァ、不思議だなぁってよく見てた。
おっちゃんは自慢げにニッコリ笑って『すごいやろ』と白い歯を見せてた。
ただ、おとんが一人蒼い顔してたような,,,

●応援メールがきました!● 一般主婦さん
もー笑わせていただきました。(笑う物ではなかったでしょうか?)
お絵かきさん(刺青をした人を私はこう呼びます)の話しは、納得です。
りらさんと私を重ねていましたよ。
私も小さいとき『わぁー、きれーやな ー』と思っていましたが、なぜクマ
さんや、うさぎさんはないのかとも思っていましたが・・・(絵本感覚)


かんかんさんの思い出 『傷痍軍人さん』
1960年代(女)東北地方

銭湯だったので、あちこちのお風呂に入りました。そのころはまだ、
傷痍軍人さんがいらして、片腕や片足のない、おじいさんの姿をみかける
ことがあり、子供心になにか重苦しいものを感じていました。
あと、若い女の人の背中一面の刺青も見たことがあり、その人の周りは誰も
近寄らなかったのを覚えています。


銭湯のオヤジから 『刺青のお客さん 』
京都 やしろ湯 石原さん

お客さまとのメール交換から、親の立場で困ったお話しをくださいました。

今日少しドキドキしましたのは、ボディーペイントされている方のことです。
子供は何より好奇心旺盛ですから、「あの人はなぜ魚の絵を体に描いておるのか?
なぜその魚を金太郎がかついでおるのか? お風呂で色が落ちないのはなぜか?」
と矢継ぎ早に、しかも大きな声で尋ねますのでハラハラしました。

何でもわからないことは、父ちゃんに聞けと言っている手前、答えないわけにも
いかず、「あの人は芸術家である」と答えておきました。本人は「芸術家って何?」
とかまた聞いておりましたが・・・。

なるほど、機転のきいた答え方ですねー。うちの子供が幼稚園の時も同じような
ことがありました。珍しく、若い女の人で、背中全体に刺青があったそうです。

家内が下の2女と3女をつれて、お客さんに混じって入浴していた時です。
2人の子供が、交互に、「オカーサン」「オカーサンちょっと見てみ」
「オカーサン」「オカーサンはよー来てみ」「オキャーーサン」「オギャーサン」
と、知らん顔 をしているのに、それはうるさかったようで、どうしようかと思った、
と言ってました。

女の人はなれたもので、子供達に背中を向けてちょっとかがんで、よーく見えるよ
うにしてくれたそうです。女の人の刺青は珍しく、一時、話題になって、みんなが
見るせいか、すぐに来なくなってしまいました。

やしろ湯は、大きい銭湯では、刺青の人は比較的少ないそうです。
3分の2が刺青、ボウズ頭、パンチパーマで、たまにサラリーマン風の人をみかけ
る、ところもあります。そこの銭湯の主人は度胸あるようで、揉め事をおこしたら
風呂へは入れたらへんからな、と言ってるそうです。

営業していると、刺青の入った人は大丈夫で、普通の人でヤクザぽい人の方が、
始末に悪いです。最近は刺青のヤーサン連れはだいぶへりました。 あ、ヤーサンが、
一人で来たと思ったら、つぎは家族を連れてきたというのが、 結構あります。

スーパー銭湯などは刺青お断りが多いのですが、銭湯はたいていOKです。
トラブルはほとんどありません。フロントでわめかれたことも14年間で、2~3
度ありますが、例外なく組にも入れてもらえない若いチンピラか、役に立たないの
で、組に相手にもされないハグレヤクザくらいのものです。


調べてみました...傷痍軍人

聞き慣れない言葉になりましたが、戦争で負傷して帰還した人たちのことを
さします。映画『セント・オブ・ウーマン』で、アル・パチーノがステキな
傷痍軍人を演じていました。

1950年代なので、かんかんさんのお話より前になりますが、リアリティある写真集。
傷痍軍人さんを、みつめる女の子の目が、こどもの率直な好奇心をとらえています。
かんかんさんの目も、きっと、こんなだったに違いないですね【^^】

『金井五郎兵衛-秘蔵写真集』 第一回:戦後リアリズム 3ペ-ジめ↓
  http://www.hashi.ne.jp/tanbaya/kanai/3p.htm【リンク切れです】

----ようやく人々は、繁栄の生活スタイルそのものが問われている事に気づき始めてはいる。だが難民、外国人労働者と傷痍軍人さんのなり変わりは、次々に産み出されて来た----そんなメッセージを投げかけている、浄土宗の若いお坊さんたちが作ったサイトをみつけました。

『でじたる ぼだいじゅ』 菩提樹 第11号↓
  http://www.wakayamanet.or.jp/josei/ssk11.htm


『東京浴場=きんぎょ湯』さん

かんかんさんのコメントがご縁で、昔ながらの風情ある写真を送っていただきました。
日本のキレイがのこる銭湯を、味わってくださいね。

男湯と女湯の流し場の真中に庭があり、池には金魚が泳いでいます。
なので『きんぎょ湯』と呼ばれていたそう...広々とゆっくり入浴できます。

『東京浴場』 大井町駅から徒歩7分
東京都品川区大井2-22-16
Tel:03-3771-4959


見知らぬ大人の社会への接点

浴場の絵や、友だちとの遊び...
銭湯でのハダカどうしの思い出は、家風呂とはちがう世界、
そのころの社会が伝わり、興味をソソられます。

小学校の夏休み、祖母に連れられて、四国の田舎の銭湯にいきました。
大きな古めかしい量り、松の木が植わった中庭、おいしかった牛乳。

わたしも、自分にはないプリンとしてたり、
しなびてぶら下がっているオッパイを発見して、
人にはさまざまな体の形があるんだと知りました。

こどもの頃の銭湯は、見知らぬ大人の社会への接点。
今回の二人のお話も、知らない世界との小さな出会いです。

今のこども達は、どんなトコロで社会を知るのかな?
今度の週末、こどもと一緒に、町の銭湯へでかけてみませんか!


special thanks!

・『京都やしろ湯』石原さん
・『金井五郎兵衛-秘蔵写真集』
・『でじたる ぼだいじゅ』
・『東京浴場』

取材にご協力頂きありがとうございました。








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