(1960年代,北海道地方,女性,ekuboさんの思い出)
北海道生まれの私にとって、銭湯はなじみの深いものです。
昭和40年ちょっと前には"家庭風呂"は、ほとんど無いようなものでした。
春、夏、初秋までの銭湯行きは、とっても爽快で行きも帰りもるんるん♪でした。
しかし、北国北海道・・・・真冬の銭湯ツアー??は至難の業。
吹雪いてしまうときは、絶対に行きません!!!寒くて死んじゃいます!!
雪の降っていない時を見計らって、そそくさと家を出ます。
完全防備で着膨れ状態です(汗)
銭湯に入ると心までほっこりしてしまうような暖かさ。
"今日はしばれるねぇ""あったまっていきなさい"
顔なじみの番台のおばちゃんとの会話。
小さかった私は、大きなお風呂に入れるので、ワクワク・ウズウズでした。
暖まりすぎて、まっかっかになり、脱衣所で、すっぱだかで走り回り、
母におこられてしまっても、やっぱり楽しい!
そして湯上りの最大のイベント!!牛乳ですよ!
その頃はなぜか、"フルーツ牛乳"が一押しでした。
今流行りのスーパー銭湯に行っても、ついつい、
湯上りにフルーツ牛乳を探してしまいます・・・でも無いんですよねぇ。
銭湯の中は"常夏の島"!!!でも一歩外に出ると厳寒の地・・・わわわ。
頭なんてすぐに凍ってしまいます!!!
そこで、登場するのが、"タオルのほっかむり"
乾かした髪の毛をすっぽりタオル(もちろん乾いているもの)でくるみます。
まるで泥棒??のよう・・。母はショールもどきですっぽりほっかむりです。
私もその上に帽子をすっぽり・・・。
せっかく暖まったのに、その暖かさを逃すものか!!!ですね。
星がきれいに出ている夜はまた帰りも格別!キーン!とした寒さの中、
踏む雪がきゅっきゅっ、と音を立てるもの、また素敵。
濡れたタオルを、びゅんびゅん振り回しながら帰宅。
家に着くころにはタオルさんは棒のようになり、
カチンカチンになっちゃいます。
今の生活では想像もつかないですが、
小さい頃の思い出として鮮明に残っています。
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