【目次】
お風呂アドバイザーおかきた'まりです。 こんにちは!
同じお風呂グッズの思い出を、いただきました。
●1970年代●北陸地方●みみさん
『風呂には、決まって「ムトーハップ」を入れました。
あの香りが、桶風呂の懐かしい記憶です。』
●1970年代●近畿地方●リナリナさん
『昔、私が小さかった時、夏になるとあせも予防に
「ムトーハップ」という入浴剤を入れてました。
容器に入ってるのは赤く見えるのに、
湯に入れると黄色い色になっていました。
匂いがとても印象的で、今もあるんやろか???』
調べると、なんと、現役バリバリの超ロングセラー商品!
使ってみると、心地よいイオウ温泉気分...
メーカーの武藤鉦製薬(株)の方に、快くインタビューに応じていただき、
昔の雑誌広告写真もお借りしました。 ありがとうございました!

「六一◯ハップ」これが正しい商品名で、創始者は武藤鉦八郎。
彼が、軍隊の衛生兵をした体験から考案した。
昭和2年(1927)の発売から、今も売れ続けるロングセラー商品だ。
武藤の名前から、六一◯...ムト-、英語のハッピーからハップ。
ネーミングだけでも、ウィットのある人物をイメージするが、
シルクハットにハンテンをはおり、まだ珍しい自動車を運転する、
昭和9年(1934)の名物姿が広告に使われている。
彼のユニークな人柄にふれる本もでている。
●創意に生きる-中京財界史:城山三郎著:文春文庫:文藝春秋発行

六一◯ハップは、イオウとカルシュウムを、高熱で溶かしてつくる。
作業は機械化がむつかしく、今もかなりの部分が熟練の手作業だ。
草津や別府のイオウ単純温泉と同じ効能、独特の香をもつ。
夏暑いとアセモや湿疹に、冬寒いとシモヤケやアカギレに、
血液循環が良くなり、からだが芯から温まり、肌がスベスベになる。
湯治薬に徹したモノづくりが、ロングセラーの秘密だろう。
かいせん虫(ヒゼンダニ)による皮膚病に効くと、今また売れている。
第2次世界対戦後に流行し、とだえていたが1995年頃から再流行。
免疫力が低下した人に多く発病し、強いかゆみをともなうが、
若い医師が知らないこともあって、問い合せが多いという。
●皮膚の病気「かいせん」
【リンク切れ】http://www.matsusaka.ne.jp/sakura/sakura35-4.html

六一◯ハップは、医薬品として認定されているので、
エンドユーザーへの直接販売はなく、
北海道から沖縄まで、全国の薬局・藥店で販売している。
価格は、10年据え置きの440g:1本:¥450
家庭の風呂で約1ヶ月分は、安い!
武藤鉦製薬株式会社さんではホームページは開設してないが、
電話で対応するお客様相談室があり、
室長の佐竹さんが親切に迎えてくれる。
イオウ原料は、浴槽素材との相性が、むつかしいので、
ホーローバスなど、不安がある場合は、まず相談を...
:ステンレス浴槽で、イオウはだめとあきらめていたが、
:ティッシュペーパーに濃いめの「六一◯ハップ」を染込ませ、
:30分おいて変色しなければ大丈夫、と教えていただいた。
※「六一○ハップ」は、2008年10月末をもち製造を終了されました。
また、2009年6月末をもち在庫品の販売も終了、
それに伴い、お客様相談室の対応も終えられました。
お問合せは、ご遠慮くださいませ。
なお、武藤鉦製薬株式会社さんは、事業を継続されています。